この記事は、同じように 「浴室を安くキレイに直したい」「DIYでできる?」 と悩んでいる人のためにまとめています。
- アルミ複合板が浴室に向いている理由と注意点
- DIY手順を写真つきでわかりやすく解説
- かかった費用と作業時間の実例
- 実際に数ヶ月使ってみての感想や、注意点・反省点
アルミ複合板とは? 特徴と浴室壁への適性

アルミ複合板の構造とその特徴
アルミ複合板は、薄いアルミ板で樹脂の芯を挟んだサンドイッチみたいな構造のパネルです。
聞くと難しそうですが、実際はとても扱いやすい素材で、DIYでも人気があります。
特徴をざっくりまとめると、こんな感じです。
- とても軽い:持ち運びやすく、壁に貼る作業もラク
- 長持ち:反りにくく、サビや腐食にも強い
- 水に強い:湿気や水を吸わず、浴室でも安心
- 加工しやすい:カッターや丸ノコで簡単にカットできる
- 強い衝撃が加わると凹みやすい面もあります。
もともとは看板や室内パネルとして使われてきましたが、水まわりとの相性が良いため、最近は浴室リフォームでもよく選ばれています。
浴室壁パネルとしてのメリット
アルミ複合板を浴室に使う最大のメリットは、「見た目」「耐久性」「施工性」のバランスが良いこと。
- 防水性・防カビ性が高い
湿気の多い浴室でも表面が劣化しにくく、カビがつきにくいのが特長。
- 軽量で扱いやすい
天井や高い位置に貼る作業も軽いため、DIYでも施工がラク。
- 加工しやすい
カッターの切り込み→折るだけで割れるので、複雑な形状にも合わせやすい。
- 見た目が綺麗に仕上がる
光沢のあるホワイトやメタル調など仕上げが豊富で、古いユニットバスを一気に明るく見せられる。
- コストが安い
専用浴室パネルより価格が抑えられ、コスパ良くリフォームできる。
注意すべき点・デメリット
良いところが多い素材ですが、浴室に使ううえで事前に知っておいた方がいいポイントもあります。
- 継ぎ目の防水処理が必須
コーキングが甘いと水が入り込み、カビの原因に。
特に下地がタイル・FRPの場合はしっかり乾燥&密着が重要。 - 施工精度が求められる
採寸・カットを正確に行わないと、
・隙間があく
・角が合わない
といった仕上がりの乱れにつながる。 - 強く鋭い衝撃に弱い
この点だけ押さえておけば、DIYでも十分綺麗に仕上げることができます。
なぜアルミ複合板を選んだか
今回アルミ複合板を貼った浴室は、築年数の古いユニットバスでした。
見た目はもちろん、ところどころに経年劣化が目立ち、サビや穴、見た目が悪いな……と思っていた場所です。
施工前の状態
施工前は、こんな問題がありました。
- タイルや壁パネルの表面が浮いてきている
- 湿気でできた水ぶくれのような膨らみがいくつかある
- 長年の汚れや色あせで全体的に暗く感じる
- コーキング部分も古く、黒ずみが気になる
掃除しても「古さ」が隠しきれず、入浴するたびに少し気になる状態でした。
なぜ「アルミ複合板」に目をつけたか(コスパ、防水性、見た目、施工の手軽さなど)
古いユニットバスをどうにかしたいと思ったとき、最初は「全部交換?」という案も出ました。でも、浴室の入れ替えとなると最低20〜40万円。
ここにそんなにコストをかけるのは現実的ではありません。
そこで調べていて行き着いたのが アルミ複合板 でした。
選んだ理由は、簡単にいえば “安く・早く・キレイ” の3つを同時に叶えられる素材だったから です。
- コスパが圧倒的に良い
材料費は1枚3000円〜。浴室パネルやFRP貼りより圧倒的に安い。 - 防水性が高く、浴室と相性が良い
水を吸わないので腐らない。カビにも強い。 - キレイに仕上がる
特に白系のアルミ複合板は反射で明るく見え、一気に新築感が出る。 - DIYでも扱いやすい軽さと加工性
パネルが軽いので一人でも施工しやすい。
「浴室専用パネルほど高くないのに、見た目がめちゃくちゃ良くなるじゃん…」
と気づいた瞬間、もうこれでいくしかない!と思いました。
我が家の浴室DIYのビフォー/アフター状況

今回アルミ複合板を貼ったのは、2階を民泊として使うためにリフォームしていたタイミングでした。
宿泊されるゲストが毎日使う場所なので、見た目の清潔感はとても大切。
しかし、古いユニットバスはどうしても“年季”が隠せず、このままでは印象が悪い…。
そこで 「低コストで清潔感を回復する方法」としてアルミ複合板でのリフォームを選びました。
施工前の写真や状態:水ぶくれ、汚れ、古さなど

- サビが原因の水ぶくれ(膨らみ)
- 掃除しても落ちない黒ずみや黄ばみ
- 経年劣化で全体的にくすんだ見た目
- 介護用のハンドルを撤去した際のビス穴がそのまま残っている
特に水ぶくれは、浮きが目立ち、ボロいな…」という印象が強く出てしまっていました。
掃除しても清潔になった感じがしづらい、そんな状態です。
なぜこのタイミングで施工したか
寝室やリビングは整ってきたものの、浴室だけはどうしても“古さ”が残っていました。
2階を民泊として使うことを決め、ゲスト目線で見直したとき、
特に気になったのが「お風呂の印象」です。
浴室は、清潔に見えるかどうかが評価を大きく左右する場所。
とはいえ、ユニットバスを丸ごと交換するのは高コスト。
そこで、低予算で見た目を一新できるアルミ複合板を使って、壁面だけをリフォームすることにしました。
民泊を始めるこのタイミングだからこそ、現実的で効果の高い選択だったと思います。
使用したアルミ複合板
今回使ったのは、ホームセンターで売られている 白の 3mm アルミ複合板。
いちばん手に入りやすく、価格も安く、浴室の明るさアップにも最適です。
- 板厚:3mm
- サイズ1800×900
- 色:白(ホームセンターによくある色)
- 使用枚数: 約8枚
白を選んだことで、施工後は全体が一気に明るくなり、清潔感がグッと引き上がりました。
DIYのやり方(ステップバイステップ)
ここからは、実際に私が行ったアルミ複合板貼りの手順を、できるだけ分かりやすくまとめていきます。
失敗した点や注意点も入れています。
事前準備:壁の清掃・乾燥・下地チェック
●壁の清掃
- 中性洗剤で油膜や汚れを落とす
● 壁を完全に乾燥させる
浴室は湿気が残りやすいので、
できれば 半日〜1日しっかり乾燥 させるのがおすすめ。
● 下地のチェック
- 腐食していないか
- 水ぶくれが大きくないか
- 凹凸がある部分はあらかじめ削ったりパテ埋めしたり調整した方がいいみたいですが、時間も手間もかけたくなっかったのでそのまま埋めました。
下地の少々の凹凸はあまり仕上がりに影響しなかったです。
割り付け・採寸・カット方法
次に、アルミ複合板の サイズ決め(割り付け) をします。
● 割り付けのポイント
- 継ぎ目がなるべく目立たない位置で分割する
- 複雑な形になる場所(シャワー混合栓まわりなど)は早めに採寸
- 「少し余裕をもたせた」サイズでカット
● 採寸のコツ
浴室の壁は意外と“曲がっている”ことが多いので、
上下・左右でそれぞれ採寸しておく とズレが出にくいです。
● カット方法
- 丸のこにキッチンパネル用の刃をつけてカットする。
カッターでカットする場合
- カッターで数回スジを入れてきる
アルミ複合板はとても軽くて扱いやすいので、DIYでも十分きれいにカットできます。
やっぱり綺麗に着るには丸のこが綺麗で早いね。
アルミ複合板貼り付け:接着/固定、テープやボンドの使い方

コーキング固定
おすすめは 両面テープ+コーキング併用 の方法。
- アルミ複合板側にキッチンパネル用両面テープを数本貼る
- コーキングを“なみなみ”に塗ると密着しやすい。
- 板を押し当てて、全体の密着を確認
両面テープは“位置決め”の役割、
コーキングは“最終的な強度”の役割、というイメージです。
我が家では普通のコーキングより強度が強い、変性シリコンコーキングを使ったよ。
普通のコーキングでも問題ないみたいです。
「目透かし貼り」について
浴室パネルでよく使う技法で、
継ぎ目を“少しだけ開けて”仕上げる方法です。
- 完全に突き付けず2〜3mmほど隙間をあける
- 後からコーキングで綺麗に仕上げる
- 反りに強く、割れ防止にもなる
DIYでもプロっぽい仕上がりになるのでおすすめ。
継ぎ目のコーキング(シーリング)
浴室DIYで 最重要ポイント はここです。
継ぎ目のコーキング次第で、
耐久性も見た目もぜんぜん変わります。
● 使用するコーキングは「防カビタイプ」必須
シリコン系で、かつ「浴室対応」と書かれたものがベスト。
● コーキングのポイント
- マスキングテープで丁寧に養生
- シーリングは気泡が入らないように一気に押し出す
- へらで均してからテープを剥がす
- 外周・継ぎ目・混合栓まわりも忘れずに
我が家での失敗はコーキングが太くなり過ぎたことです。
費用・時間コストと所要日数
DIYでアルミ複合板を使った浴室壁補修をする際に、「結局いくらかかるの?」「何日あれば終わる?」
というのが一番気になるポイントだと思います。
ここでは、実際にかかった費用と時間の目安をまとめます。
材料費、工具費、必要な付属部材(コーキング材、見切り材など)
■ 主な材料費
- アルミ複合板(3mm):約3,000円
※サイズ・色によって変動 - 防カビシリコンコーキング:800〜1,500円
- 両面テープ(強力タイプ):500〜1,000円
- 接着剤(変成シリコン or 専用ボンド):1,000〜2,000
■ 付属部材(必要に応じて)
- マスキングテープ:200〜400円
■ 工具費(すでに持っていれば不要)
- カッター:数百円
- コーキングガン:500〜1,000円
- ヘラ(コーキング用):200〜500円
- メジャー・定規:既存でOK
- 丸のこ(カッターでも代用可能)
👉 材料+消耗品のみなら、3万円くらいに収まるケースがほとんどです。
我が家でかかった総コストと時間
※ここでは、我が家でが行ったケースを例にします。
- アルミ複合板:3,000円が8枚で24,000円
- コーキング・ボンド類:2,000円
- テープ・小物:1,000円
▶ 合計:約27,000円
作業時間・日数
- 1日目:
清掃・乾燥・採寸・カット・貼り付け - 2日目:
コーキング施工+乾燥 - 3日目:
予備日
業者に頼んだ場合 vs DIYのコスト比較の簡単な試算(DIYなら費用を抑えられることを強調)
■ 業者に依頼した場合
- ユニットバスの壁パネルカバー工法の費用相場は、15万円~40万円程度(4面全体)が目安
- 部分的な補修なら数万円~10万円程度
- 内容によっては「部分補修不可」として
ユニットバス交換を勧められるケースもあり 50万から100万以上グレードによる
■ DIYの場合
- 実費:
3万円前後 - 工期:
自分のペースで2〜3日
👉 DIYなら、少なく見積もっても数十万円以上の節約
費用面でDIYがおすすめな人
- 見た目を“新品同様”までは求めていない
- とにかく水漏れ・カビを止めたい
- できるだけコストを抑えたい
- 作業に数日間使える
逆に、
「完璧な仕上がり」「保証必須」という場合は、
業者依頼のほうが向いています。
結果と使ってみての感想/メリット・デメリット

正直、見た目の変化がいちばん大きかったです。
施工前は
- サビによる水ぶくれ
- 掃除しても取れない汚れ
- 全体的に黄ばんだ古さ
- ビス穴
が目立っていましたが、アルミ複合板を貼ったことで、
- 壁全体がフラットになった
- 白く明るくなり、浴室が広く感じる
- 「古いユニットバス感」がかなり薄れた
という印象に変わりました。
完全な新品ではないものの、
「清潔で手入れされている浴室」には十分見える仕上がりです。
民泊用途としては、見た目の第一印象が大きく改善できたと感じています。
長期的な耐久性やゲストの観点からの評価
アルミ複合板はサビにくく、水にも強い素材ですが、
強い衝撃には弱く、凹む可能性があるのは事実です。
でも鋭いものが当たらない限り大丈夫かな。
実際、ゲスト目線では
「古い」「汚い」と感じさせないことが一番重要。
実際に
「水回りがきれいだった」
という口コミもあり、やってよかったと感じました。
その意味では、コスト以上の効果があったDIYでした。
アルミ複合板を使った浴室壁DIYはコスパ良し
アルミ複合板を使った浴室壁DIYは、
コスト・見た目・防水性・施工の手軽さのバランスがとても良いリフォーム方法でした。
古くなったユニットバスでも、壁をきれいにするだけで印象は大きく変わります。
特に白のアルミ複合板は、浴室全体が明るくなり、清潔感が一気にアップしました。
「古いけど清潔」「手入れされている」と感じてもらえる点は、費用以上の価値があったと思います。
こんな人におすすめ
この方法は、次のような方に特に向いています。
- 古い浴室をできるだけ安くきれいにしたい人
- 賃貸物件や民泊を管理していて、修繕コストを抑えたい人
- 業者に頼むほどではないが、見た目はしっかり改善したい人
- DIYが好き、時間を欠けてもいい、または最低限の工具を使える人
「全部新品にするほどではないけど、印象は良くしたい」というケースには、かなり相性が良い方法です。
不安な場合は、無理せず業者も選択肢に
もし
- 「下地の傷みがひどい」
- 「防水処理に自信がない」
- 「仕上がりに絶対失敗したくない」
- 「早く終わらせたい」
という場合は、部分的に業者に頼むのもひとつの方法です。
DIYと業者施工をうまく使い分けるのも、賢いリフォームだと思います。

