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カスケードガレージの、かさ上げDIY!費用約10万円で実現した方法とポイント

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カスケードガレージをかさ上げして高さを出すことで、背の高い車が収納可能になります。しかし、プロに頼むと高額な費用がかかることも…。

業者さんに問い合わせたところ、30万円から40万と言われました。なので頑張って自力でやってみました。

この記事では、DIYで約10万円で実現した方法をご紹介します!

カスケードガレージとは?

北海道や雪がたくさん降る地域の方なら見た事ある人多いんじゃないでしょうか?

カスケードガレージは、株式会社ホクエイが提供する、雪に強いガレージです。1981年から続いている北海道生まれの製品で、特に雪が多い地域での使用に適しています。雪の重みでも耐えられる頑丈さがあり、寒冷地での使用にも安心です。

このガレージの特徴は、なんといってもカスタマイズのしやすさ。1つが60cm幅単位で増設や減築ができるので、必要に応じてサイズを調整できるのが便利です。そのため、ガレージだけでなく、実際にヘアサロンやお店として使っている人もいます。

デザインはシンプルで、ほとんど初期のままのスタイル。長年の実績を誇るだけあって、シンプルさと機能性がうまく融合した作りになっています。雪や寒さが厳しい北海道の地域で、多くの人に親しまれてきたガレージです。

カスケードガレージのかさ上げDIYを選んだ理由

元々あるカスケードガレージの高さが1800mmでミニバンなどの背の高い車が入らないので、かさ上げを決断。ちなみに我が家のハイエースDXは1980mmです。

カスケードガレージのかさ上げの方法
  1. 前側の1列(1スパン60cm)を高い物に交換
  2. 前側の1列(1スパン60cm)をブロックや何かで、かさ上げする
  3. 全てを新しい物に変える

①前側の1列(1スパン60cm)を高い物に交換

1番前を高い物に交換して間口の高さをあげます。車庫の中の高さが2200mmなので、そこまでが限界です。

業者さんに見積もりを取ったところ30万円しました。

1番シンプルな案。

②前側の1列(1スパン60cm)をブロックや何かで、かさ上げする

この方法は①に似ているけど、ちょっと違います。ジャッキを使って物の高さを上げ、その隙間にブロックや切ったガレージなどを入れて調整する方法です。

簡単でコストも1番かからない。

③全てを新しい物に変える

古いカスケードガレージを壊して新しく背の高いカスケードガレージを設置する。

これが1番綺麗だが、コストも1番かかる。

我が家では、この3つの中で①番の1スパン60cmを高い物に交換する事にしました。

実際にかさ上げDIYをやってみてどうだったか、初心者でもできるかどうかを含めて体験談。

使用した材料と道具

①の方法を採用して我が家はカスケードガレージの、かさ上げを約10万円に抑えました。その時に使った材料や道具を紹介します。

使用した材料

  1. 2400mmの中古のカスケードガレージ1スパン
  2. シャッター (中古、部品どり用)
  3. 中古の後幕板 (前だけ高さを上げると後が開くので、それを隠す用)

これら全てジモティでゲットしました。他の購入方法はヤフオクや、カスケードガレージ販売店の株式会社ホクエイから購入するなどがあると思います。個人売買ならレンタカーは必須になると思います。

使用した道具

  1. レンタカー 2tトラック平ボディ
  2. ロープ20m (輸送時の固定用)
  3. スリング (輸送時の固定用)
  4. インパクトドライバー
  5. モンキー
  6. レンチ
  7. マイナスドライバー 
  8. ハンマー (シャッターのスラットを取り外す時に使用)

DIYでカスケードガレージをかさ上げする手順

①事前準備と計測

2200mm以上開口部の高さのあるカスケードガレージを探しました。

②購入、引き取り

ジモティで購入し、2トントラックをレンタカー屋さんで借りて取りに行きました。

輸送

輸送の際倒れて落ちたりしない様にしっかり縛ります。

④シャッターを外す

まず1番にシャッターを外します。シャッターは、とてつもなく重いので注意です。

⑤ スパンを交換

今回は1番前のスパンだけを入れ替えるので、手間は多くないですが倒れたりしないように慎重に交換しました。

⑥後幕をつける

後の幕をつける

⑦シャッターを取り付ける

⑧シャッターのスラットを増やす

購入したシャッターのスラットを4枚ほど引き抜きシャッターのスラットと合わせて長くしました。スラットは抜く時サネを1回潰してから抜きます。

⑨サイドレールを高さに合わせて切りはめ込みます

緩いよりかキツイ方がいいのでピッタリで切って横から叩いてはめていきます。

DIYでの注意点とコツ

DIYでカスケードガレージをかさ上げする時の注意点とコツはとにかくシャッターが重いので注意です。落としたりしたら壊れるし最悪怪我する可能性もあります。

私たちは脚立を置いて台にして使いました。そうする事によって、1番下から持ち上げる力もいらないし、脚立の上で支えていればいいので。

費用と予算の内訳

実際にかかった費用
  1. 2t トラック (¥15,000)
  2. カスケードガレージパーツ(¥90,000)
  3. ロープ20mなどの輸送時の固定用道具 (¥3000)

DIYを終えての感想と成果

  • かさ上げした結果、今までカスケードガレージに入らなかったハイエースが入るようになりました。
  • カスケードガレージのかさ上げDIYは、しっかり準備すれば10万円程度で実現可能。
  • 達成感も多く、満足です。春になったらカスケードガレージは掃除して塗装したいと思います。