玄関にちょっとした“段差”があるだけで、毎日の出入りが地味にストレス……。それに、お客さんが来ると靴が玄関にあふれてしまい、見た目も悪くてなんとかしたいと思っていました。
そんなときに目に入ったのが、フローリング施工で余っていた45mm角の端材たち。「これで踏み台を作ってみたら?」とひらめき、DIYスタート!
焼杉加工で仕上げたすのこタイプのステップは、素足でも心地よく、おしゃれで実用的。玄関にしっくりなじむ、使って嬉しいアイテムが完成しました。玄関先にぴったりなサイズで、素足や靴下でも心地よく踏める、見た目も機能も◎なすのこが完成しました!
この記事では、材料選びから焼き加工の工夫、組み立てのコツまで、作り方を写真付きで詳しくご紹介します。
なぜ玄関に踏み台を置こうと思ったのか

- 部屋に入る間口が狭くて、靴を置くスペースが足りなかった
- お客さんが来ると玄関に靴が溢れてしまい、気になっていた
- フローリング施工時に余った45mmの角材がたくさん残っていた
- 玄関の段差が意外と高く、昇り降りが地味にストレスだった
そんな理由から「使っていない端材を活用して、玄関を便利に&おしゃれにしたい!」という想いで今回のDIYにチャレンジしました。
使用材料|焼杉すのこステップの作り方

今回のDIYは、家にあった45mm角材の端材を中心に、無駄なく活用して作りました。サイズは40cm × 40cmで踏み心地も安定しています。
メイン材(表面の踏み板)
- 材料:45mm × 45mm × 400mmの角材
- 本数:1つの踏み台あたり8本×2台 = 合計16本
- 配置:板8本+隙間7つの並びでレイアウト
裏面の受け材
- 材料:30mm厚 × 45mm × 400mm
- 本数:1枚あたり2本 ×2枚 = 合計4本
ネジ
- 種類:木工用造作ビス(4.2mm × 50mm)
- 理由:最初はスリムビス(3.3mm × 41mm)で固定したがぐらぐらしたので木工用造作ビスを使用
作り方ステップ|初心者でもできる手順とポイント
作り方を簡単に説明すると木をカットして焼杉加工してビスを打って固定するだけ!
板のカットとレイアウトの決定
まずサイズと構成の見通しを立てることが大事。
今回は「40cm × 40cmのすのこステップ」を2枚並べて玄関に設置する形にしました。
- 板は45mm角材を400mmにカット
- 1枚あたり8本の板で構成(間に7つの隙間)
- 隙間幅は約5mm前後をキープ(見た目で合わせました)
隙間に指が入らないような踏み心地と掃除のしやすさのバランスをとるには、板の本数と隙間幅がカギだと思います。
見た目も整って、実用性もバッチリになりました。
焼き加工のポイントとブラッシングのコツ

今回は表面に「焼杉風加工」を施しました。
焼くことで耐久性UP&おしゃれ感もプラスなおかつヤスリが消したりニスなどの塗料も入りません。
🔥 焼き加工のコツ
- 家庭用バーナーで表面をじっくり炙る
- 全体的に同じ位焦がすのがコツ
🧹 ブラッシングの工夫
- 最初はやらかめの金ブラシで木目に沿って磨く
- そのあとナイロンブラシ(硬め)で磨く
- 表面の灰を軽く落とし、木目を浮き立たせる
- ゴシゴシしすぎると焼きが剥がれるのでやさしく!
この仕上げで、ザラつきすぎず・滑りすぎない絶妙な踏み心地が完成します。
ネジの固定と補強の工夫
当初は (スリムビス(3.3mm × 41mm) で固定しようとしましたが、踏んだときに少しぐらつきを感じました。
そのため、下穴を開けたうえで、木工用造作ビス(4.2mm × 50mm)に変更。これにより、木割れを防ぎながら、がっちりと固定できました。
特に焼いた木材は繊維がもろくなっているため、下穴加工はとても効果的です。
下穴ドリル径の目安:ビス径よりやや細め(3.0〜3.5mm)
完成した踏み台を使ってみて

完成したすのこ踏み台は、見た目も踏み心地も文句なし。
- 焼杉加工の深みある色味が玄関を引き締めてくれる
- 踏んだときの安定感があり、素足でも心地よい
- すのこを並べたことで靴を置けるスペースも広くなって便利
- 廃材も利用できエコ
実用面でも見た目でも、満足度の高い仕上がりになりました!
DIYすのこ踏み台の材料まとめ&費用感
材料の本数とサイズ一覧
踏み板(45mm角材):
400mm長さ × 8本/枚 × 2枚 = 合計16本
裏面の受け材:
約20〜30mm厚 × 45mm × 400mm × 2本/枚 × 2枚 = 合計4本
ビス類:
木工用造作ビス(4.2mm × 50mm)
かかったコスト(おおよそ)
木材
端材使用のため 0円(手持ち)
ビス類
約300〜500円程度(ホームセンターで購入)
ガスバーナー&ナイロンブラシ
手持ちを使用、購入する場合は 1,000〜2,000円程度
余った端材を使ってエコDIY
使わなくなった根太材や角材を活用することで、無駄なく・コストも抑えて作れました。焼き加工を加えるだけで、雰囲気のある玄関に。資源の再利用にもつながる、ちょっと誇れるエコDIYです。
まとめ:焼杉DIYは見た目も実用性も大満足!
- 角材の端材をリユースして、自宅用すのこをハンドメイド
- 古風な焼柳風エッジングがこのみ
- サイズ感覚を調整すれば、だれでもDIYですのこステップが作れます
踏み台ひとつで玄関が快適にぜひ試してみてください。